将棋でアマチュアがプロに勝つこと・・・

将棋でアマチュアがプロに勝つこと・・・

将棋でアマチュアがプロに勝つこと・・・



こんにちは



将棋はあらゆる勝負事のなかで、

いちばんプロとアマチュアの実力差がある。

と言われていました。



確かに、昔（といってもそんなに古くない）は、

アマチュア高段者でもアマチュア名人でも、

プロ棋士に勝つことはなく、角落ちでも勝つのが難しいくらいでした。

事実、大内九段がアマチュアに負けたときは、

新聞にも記事として掲載され、笑いものにされました。



しかし、今はアマチュアがプロ棋士に平手で勝つこともあります。

ニュースにもならなくなりました。



なぜ、アマチュアとプロ棋士の差が縮まってしまったのでしょうか？



やはり、インターネットで気軽にタイトル戦などのプロの将棋が視聴したり、

簡単に棋譜を手に入れて、並べたりできるようになったからでしょうか？



でも、それはプロ棋士も同じ条件ですし、

将棋が本業のプロ棋士の方が、別に職業を持たなくてはいけないアマチュアより有利だと思います。



プロ棋士は雲の上の存在だったのに、手に届くところに来てしまったのでしょうか？

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アマがプロに勝てないというのは、そりゃかなり昔のことじゃありませんか。

アマプロ戦で、活躍するアマが目立つようになり、そのような神話はとうの昔に崩れています。

すこし前なら、加部康晴さんや鈴木英春さんのように、奨励会をやめてアマ戦で大活躍した人はいますよ。しかし、そのような人は最近より少ないと思います。

ずっと昔は、今のように厳しい三段リーグがなくて比較的楽にプロに成れたから、途中でやめた元奨励会もいまほど強くなかったでしょうし、その後趣味として将棋を続ける人もすくなかったのではないでしょうか。

今は、ネット対戦があるので、強い人も身近に相手がいなくても、ライバルを持つことができ、趣味として続けることができます。

ですから、ネットで情報で知識の幅が広がったことに加えて、周囲より強すぎでもネット対戦で趣味として楽しめること、三段リーグでやめてアマで活躍する人が多いこと、をアマが強くなった理由として挙げたいと思います。

引退棋士は棋士ですので、アマ戦には出られません。

補足

神吉宏充七段は３月末で引退され、引退棋士となりました。

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アマ強豪の清水上さんは、プロ修行をしていませんが、プロに対して勝率が高いです。そういうアマもたまにはいますが、少数ですね。



なお、補足で神吉さんがプロをクビになったとありますが、それは誤りです。神吉さんは、順位戦はクビになりましたが、銀河戦などにはフリークラスのプロ棋士として出ていますし、持ち時間が短い棋戦では、よく勝ちますよ。規定の勝率などの条件をクリアすれば、順位戦にも復活できます。

伊藤果先生は、お元気ですかね。娘さんが銀河戦で、記録係をやっているのをよく見かけます。女流棋士には珍しい巨乳なので、つい、見てしまいます。

フリークラスの棋士は、順位戦は参加できませんが、規定の期間内はプロとして在籍できますので、銀河戦のようなアマが出る棋戦では、プロとして参加しますよ。

他にも、準棋士、指導棋士などの資格がありますので、興味があったら調べることをおすすめします。

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確かに情報格差はなくなりましたし、戦法によってはアマチュアの方が研究において優っている、なんてものもありますから、昔に比べ実力は縮まっています。しかし忘れてはいけません。「元奨励会会員」の存在を。年配の方だと、かまいたち戦法の創始者・鈴木英春氏。最近では新人王戦決勝で大健闘した加來博洋氏などがアマチュア強豪として名を知られています。いずれも元三段、プロと変わらない実力の持ち主です。昔よりもあまり騒がれなくなったのは、元奨がいるからではないでしょうか。

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プロが、アマの強豪に、１００連勝は無理だと思います。

プロでも弱い人もいますので。

Ａ級棋士でも、１００連勝は無理だと思いますよ。