将棋の事で、いくつか質問です。

将棋の事で、いくつか質問です。

１、将棋の攻めでは、相手の本陣をダイレクトで攻めるのと、相手の攻撃陣とぶつかり合うのとでは、どちらが効果的なんでしょうか？

相手の本陣をダイレクトで攻める例）

先手の私が升田式石田流で、相手の美濃囲いor高美濃囲いを攻める(相手は振り飛車)・・・etc



相手の攻撃陣を攻める例）

先手の私が右四間飛車で、相手が四間飛車・・・etc



２、私は、これまでに、棒銀→矢倉→四間飛車→右四間飛車→升田式石田流と、５種類の戦法を本で読みながら指してきました。

それで、指していて思ったことがあります。

それは、四間飛車には右四間飛車が相性抜群だったことです。

そこで質問ですが、各戦法には相性があるのでしょうか？

もしあるのなら、居飛車に相性のいい戦法を教えてください。

私は、対居飛車戦が、凄く苦手です・・・。

一番得意な石田流を、ほとんど組ませてもらえませんし、矢倉に組むのも苦手なもので・・・。

居飛車対策があるのなら、それも教えて欲しいです。



石田流に組ませてもらえない場合の例）

▼７六歩▽８四歩▼７五歩▽８五歩▼７七角▽３四歩▼６六歩▽６四歩▼７八飛▽６二銀▼６八銀など・・・

▽６五歩とつかれる手に縛られて、本組みに組めません。

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１の質問に答えるなら、それは本陣をダイレクトに攻めるほうが効果的に決まっています。何といっても将棋は王将を詰ますゲームですから。

しかしこれは「どんな時でも敵の本陣のみを狙うべき」という意味ではありません。攻撃陣が敵玉に直接に迫れない形も存在するからです。

居飛車対振り飛車なんかが典型例ですね。この戦型の場合、まず攻撃陣同士がぶつかりあい、敵本陣を巡る戦いはその後です。

逆に相矢倉戦ならば、攻撃の主役である飛車が敵玉を直接にらんでいますから、ダイレクトに敵本陣を目指す戦いになります。

将棋の場合、どんな局面にも当てはまる絶対の考え方というのは極めて少ないのです。ですから本陣を攻めるか、攻撃陣を攻めるか、という判断も局面次第、とお答えするしかありません。冴えない結論ですが。



２の質問ですが、残念ながら居飛車というのは将棋の最も基本的な形であり、これに相性のいい対策というのは存在しません。

でも、逆に言えばどう指してもそれなりに戦うことは可能だということです。

質問者さんは石田流に愛着があるようですが（私も好きです）、確かにどう頑張っても組めないケースは出てきますので、石田流一本で戦うのは少し無理があるように思います。（なお２手目の▽８四歩に対しては３手目の▲７５歩を突かないほうがいいと思います。例のように進んだ場合、後々負担になる可能性があります。）

角道を止める普通の振り飛車などもレパートリーに入れてみてはいかがでしょう。これならば上の例にも簡単に対応できますし。

ただ最後に付け加えると、アマチュア同士の対戦の場合２手目に▽８四歩と突く人は少ないので、すんなり石田流に組めることも多いですよ。

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四間飛車には右四間飛車が相性抜群とはどうでしょうか？相手が定跡を知らなかったのかも知れません。左の銀と角を初形のままで指し、隙を見て三間に振り桂頭を狙うのが定跡らしいです。右四間は５六銀型なので桂頭を攻められるとつらいです。